INCIとは?

2018/12/19

現代では、消費者自身にも責任がある時代。購入したものがどこから来たものなのかが問われますし、オーガニックやフェアトレードの製品がもてはやされる時代です。

 

パックされた食品はなるべく買わないよう気をつけますし、もし買うとしても防腐剤がなるべく少ないものを選びます。人工着色料や人工甘味料も避けられます。つまり、今は確かな意識を持った消費者中心の時代であると言えるでしょう。

 

でも、毎日使うフェイスクリームについてはどうでしょうか?

 

実際のところ、消費者は未だにスキンケア製品を「パッケージ買いしている」ということが分かっています。その製品のブランドや効果効能について物語っているのが、パッケージ。製品の隅に記されているINCIについては、注意しません。

 

 

今回はこの、スキンケア製品の重要情報がリストアップされているINCIリストを理解する大切さについてお教えしたいと思います。

 

パッケージされているコスメの成分を示す国際的表示名称が、このINCIです。INCIは、学名、ラテン名、英語名などに基づいてつけられています。特に学名の場合は、海外製品の詳細がわからない消費者の、言語障壁を最小化してくれるため、大変便利なものと言えるでしょう。したがって、INCIに記されている特定成分は、通常使われる名称とは全く違うものになる場合があります。

 

リストにある成分の順番に注意

 

INCI名称による化粧品の内容成分は、多いものから先に書かれています。つまり、INCIリストの一番上に書かれている成分が、その製品の基本成分となります。2番目に書かれているものが、次に多く含有されているもの、という感じでリストアップされ、少ないものほど下に書かれるということになります。

 

例として、あるフェイスクリームの主要成分が水であった場合、INCIリストの一番上にAQUA(水)と書かれているはず。活性成分はすべてリストの半ばあたりに書かれ、それから香料、着色料と続き、最後に防腐剤が登場するパターンが普通です。

 

スキンケアコスメで避けたい成分とは

 

鉱物油:流動パラフィン、ペトロラタム、ミネラルオイル
シリコン:ジメチコン、アモジメチコン、シクロメチコン、シクロペンタシロキサン
ポリエチレングリコール(PEG)
ホルムアルデヒド放出剤:イミダゾリジニル尿素、ジアゾリジニル尿素、など
エチレンジアミン四酢酸(EDTA、エデト酸)
フタル酸エステル
 

INCIリストの基本ルール まとめ

 

化学製品(純粋・合成)は英語名表記とコード番号(着色料も同様)
天然成分は、由来している植物のラテン名
アレルギー誘発成分(天然エッセンシャル・オイルを含む)には*印を付記
INCI名による化粧品の内容成分は、量が多い順に記される