コレステロール値が低いと〇〇〇のリスクが高い!?

2018/12/19

幸せホルモンのセロトニンが関与

 

意外かもしれませんが、コレステロール値がうつ病や性格と関係深いことを示す研究結果が、多数報告されています。


たとえば、虚血性心疾患とコレステロールの関係を調べた研究があります。世界各地で食事療法や薬物療法でコレステロール値を下げ、虚血性心疾患がどのくらい減るのかを調べました。


その結果、虚血性心疾患による死亡率は下がるものの、自殺や事故死、がんによる死亡率が高まり、死亡者総数は増加したのです。


うつ病は、セロトニンというホルモンと関係しています。うつ病の患者さんの血液を調べると、血液中のセロトニン値が低く、さらにコレステロール値も著しく低かったことが分っています。


低コレステロール状態であると、うつ病の進行が早く、また、高齢であるほどその進行が顕著に表れる傾向がみられました。


コレステロール値が低いと、うつ病になりやすいだけではなく、細胞がもろくなり、がん化を誘発しやすくなることも分っています。つまり、コレステロール値を下げすぎる薬の服用にも注意が必要だといえます。

 

コレステロール値が低いと…

 

うつ病になりやすい

 

うつ病患者のなかでも自殺行動を実際起こした患者は、総コレステロール値が低く、シニア世代男性では、より相関関係が強まる。


がん発症率が高まる

 

体内の細胞はコレステロールで構成されているため、コレステロール値が低いと細胞がもろくなり、がん化しやすくなる。


死亡率が上がる

 

総コレステロール値が基準値より低い人のがんや脳出血での死亡率は、基準値より高い人と比べて男性で1.6倍、女性で1.4倍に。


オメガ6の摂取がうつ病を後押し!

 

植物性の油のなかでも、コーン油、大豆油などの「オメガ6」は、酸化しやすい必須脂肪酸。摂りすぎると、細胞の炎症の原因となるプロスタングラジンを生成し、うつ病や認知症などの原因になると指摘されています。市販の総菜、揚げ物、ポテトチップなどのスナック菓子、加工食品に多く含まれていて、現代人はこのオメガ6系脂肪酸を摂りすぎの傾向に。うつ病のリスクが高まっています。